想いをつなげる、贈りもの。
「遊山箱(ゆさんばこ)」とはそのむかし、四季折々の行事に遊ぶ子供達が掲げた小箱のこと。
ヨーロッパでは"カルトナージュ"という名で知られ、南フランスやイタリア中心に母から娘へと受け継がれてきた美しい伝統工芸の一つです。
江戸時代からふるさとに伝わる和の遊び心を、現代にお伝えしたいーそんな気持ちでゼロから企画した、茜庵オリジナルの遊山箱。江戸時代の風習をひとつひとつ紐解くところからはじめ、上質な阿波和紙のグラデーションを手貼りで仕立てた、茜庵ならではの一品です。
モダンだけれど、すっと日常に溶け込む心地よさは、無駄のないシックなデザインと、日本の伝統色を取り入れた色合わせだから。庵主とデザイナー、和紙職人の想いがつまった一箱。
シックな「藍」と、大人の遊び心が香る「茜」、二種のデザインからお選びください。
お手元で、長くお楽しみいただけます。
遊山箱のいちばんの特徴は、お菓子を食べたあとも、長く手元においていただけること。
まずは、品良く詰まった四季折々の茜庵自慢の和菓子たちを、ゆっくりとお楽しみいただく。様々な風味が個包装になっており、少しずつお味見いただけますので、少人数のご家庭への贈りものにもおすすめです。
人気の一口菓をアソートした、「お日保ち長め」と、様々な茜庵の銘菓をバランスよくいただける「銘菓いろいろ」の二種類からお選びいただけます。
お菓子を召し上がった後も、
おたのしみは続きます。
ひと箱一箱、和紙職人が手張りした、特別な遊山箱。たとえば、小物入れや、インテリアのスパイスに。
お気に入りの小皿やカトラリーを入れて、キッチンでお使いいただくのもおすすめ。日常のなかで、ふと目にとまって、贈り主と想いがつながっていく。
ご自宅の、さりげないインテリアにもなりますよ。
美しい、和の色目のグラデーション
和紙職人と何度も試作を重ねて辿り着いたのは、趣ある2種の色遊び。
深く鮮やかな小豆茶色に、アクセントを重ねた「茜」は、上品さのなかにどこか愛嬌ある装い。
モダンな印象があるのに、すっと日常に溶け込む心地よさは、日本の伝統色を吟味したデザインだから。
やがて想い出がたくさんつまっていく、そんな一箱になりますようにとの願いをこめて。
晴れた日は、遊山箱もって。
遊山箱はもともと、ピクニックに使われていたもの。こどもたちが遊山箱にお気に入りをつめて 四季折々の行事に遊ぶ そんな時代があったそう。
お好みのお菓子や茶道具をつめれば、野点て箱にもお使いいただけます。
風呂敷包みでお届けします。
大切な贈り物だから、特別感が伝わるように。使い方や遊山箱の由来が書かれたパンフレットを添えて、遊山箱専用の帯をくるりとかけて。
淡いピンク色の風呂敷で、やさしく包んで仕上げます。
パッケージのこだわり
自然と調和した温もりを感じさせる和の色彩と、すっと馴染む優しい手触り。四季折々の自然から鮮やかな4つのトーンで仕立てました。
遊山箱(藍)
外箱:鉄紺色/3段箱:錆桔梗・露草・茄子紺色
遊山箱(茜)
外箱:小豆茶色/3段箱:刈安・帝王紫・杏