うららかな、春の蒸菓子。
上段、国産のつくね芋を丁寧にすりおろし、ふっくら蒸しあげた二層の軽羹。
下段、大粒の大納言小豆で仕立てた艶やかな羊羹生地に、桜葉のアクセント。
丁寧に重ね合わせられた三層の蒸し菓子は、山里が待ちわびた春の風情。
しっとりと優しい軽羹の風味に、奥深い大納言の味わいが重なって ほのかに香る桜の塩気もまた、艶やかな春の気分です。
うらうらと、優しく広がる春の空気。
穏やかな春のぬくもりが、じんわりと広がっていく様を 淡く柔らかな、三色の重ねで表現いたしました。
艶やかにたきあげた丹波大納言小豆の羊羹生地に忍ばせたのは、桜葉のほのかな塩気。しっとり、贅沢な春の蒸菓子ができました。
やわらかく描いた桜の花びらの包装紙に、そっと包んで召し上がれ。
パッケージのこだわり
庵主が描いた優しい桜のパッケージは、きらりと金の落款をきかせて。お茶に添えるだけで、季節感あるおもてなしに。