茜庵の原点のお菓子「淡柚（あわゆう）」

茜庵の原点、淡柚（あわゆう）。

まるで赤ちゃんのほっぺのように柔らかなお餅で、ほのかに香る柚子の餡をはさみました。
限りなく、清らかに、そして優しく。少しずつ改良を重ねながらも、創業以来変わらぬ優しい風味を守り続ける、茜庵の代表銘菓です。

すべすべのお餅に、
手間暇かけた翡翠色のあん

そっと両手を添えて触れたくなる餅生地は、赤ちゃんのほっぺという表現がぴったり。すべすべと柔らかな純白の生地に包まれるのは、小豆の皮をひとつひとつ丁寧に取り去って仕上げた、薄墨餡。

クチナシを使って丁寧に仕立てた美しい翡翠色は、豊かな自然の色。北川柚子の皮で、ほんのり優しく香りづけます。隠し味の白味噌が、華やかで上品な味わいの中に、深みを加えて・・。
何よりも素材を重視する茜庵の原点が、ここにあります。

美味しいから、日持ちは短め

厳選した素材にこだわって、余計なものは入れずに、一つずつ手作りを貫く、代表銘菓 淡柚。
創業以来の一品は、多くのお客さまに「やっぱり淡柚が一番好き」と愛していただくロングセラーになりました。
四季折々の気温の変化に敏感な、繊細なお菓子だから、他のお菓子と比べて、お日持ちは少し短め。けれども、召し上がっていただくと、その特別な風味にご納得いただけることかと思います。
純白の清らかなお包みは、目上の方への贈りものにもふさわしい一品です。

和菓子通の方への、贈りものにも

限りなく優しく、そしてシンプルなお菓子、淡柚。着物を包む「たとう包装」に見立てた純白の包みは、茶道で使う「懐紙（かいし）」のように一枚に広がる、極限までシンプルな設計。

お茶の先生方にも長年お取り寄せをいただく、シンプルでいて本格的な和菓子です。