あかねごよみ

むりせず自分らしい
「和のある暮らし」をさがす旅。

二十四節気 穀雨

《二十四節気》穀雨

地上に自然の恵みが降り注ぐとき

穀雨とは、百穀を潤す春に降る雨のこと。
地上にあるたくさんの穀物にたっぷりと水分と栄養が溜め込まれ、恵みの雨がしっとり降り注ぐ頃です。
この時節には田畑では種まきの準備が整う頃で、耕された土壌は春雨のお蔭で豊かになっていきます。

「菜種梅雨」「杏花雨」といった美しい呼び名も、この頃の空模様を表しています。

朝掘りたけのこで仕立てた季節の菓

たけのこが旬を迎えました。
「雨後のたけのこ」という言葉の通り、たけのこは雨が降った後に続々と生えてきます。
たけのこは夜中に水分や栄養分を吸収し、朝方にグっと成長するという性質があります。
そのため、早朝に収穫しものは、とてもみずみずしく風味が良いのです。

徳島の農家さんが早朝に収穫した たけのこで仕立て、ほんのりと山椒でスパイスをきかせた、初夏のきんとん。
茜庵本店喫茶でお召し上がりいただけます。

《二十四節気》穀雨(こくう)
4月20日〜5月4日頃

●七十二候
葭始生 (あしはじめてしょうず)—4月20日〜4月24日頃
霜止出苗(しもやんでなえいず—4月25日〜4月29日頃
牡丹華(ぼたんはなさく)—4月30日〜5月4日頃

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