四季とくらす
《二十四節気》芒種
穂の出る植物の種を蒔く時期
稲の穂先にある針のような突起のことを「芒(のぎ)」といいます。
「芒種(ぼうしゅ)」は、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃。
とはいえ、近年は種まきも田植えも既に済ませた地域も多くなってきています。
初夏のさわやかな気候から、少し蒸し暑さを感じるじわっとした時期になり、梅雨入りを迎える頃です。
雨空が増えるけれども、梅の実が色付き、紫陽花が咲き始め、ホタルが幻想的に飛び交う季節は、
しっとりとした雨模様の中、多くの生命の息吹を感じる季節とも言えます。
雨がふるから、美しい
6月の茜庵では「雨」をテーマに
さまざまな雨模様を職人がお菓子にうつしとり、10日ごとに新しいお菓子が登場いたします。
ひとつ目のお菓子の銘は「雨跡」。
たっぷりと 路をぬらす夜半の雨
瑞々しい口当たりに
練り切り餡の深みを添えて。
6/10までの限定販売です。
茜庵本店への お電話(088-625-8866)でのご予約も可能です。
おひとつから、どうぞ。
《二十四節気》芒種(ぼうしゅ)
6月5日〜6月20日頃
●七十二候
蟷螂生 (かまきりしょうず)—6月5日〜6月9日頃
腐草為螢 (くされたるくさほたるとなる)—6月10日〜6月15日頃
梅子黄(うめのみきばむ)—6月16日〜6月20日頃
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