贈り物上手
七五三は、遊山箱もって。
親になったら、やりたかったこと。
こどもたちが 遊山箱に お気に入りをつめて、
四季折々の行事に遊ぶー 江戸時代にはそんな風習があったのだそう。
友人の子供が七五三を迎えた暁には、ぜひ贈りたい。それから息子にも持たせたい。
母には、密かな野望がありました。
「七五三詣で」の豆知識
●数え年3歳(満年齢2歳になる年): 髪置きの儀(かみおきのぎ)
江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀。
●数え年5歳(満年齢4歳になる年): 袴着の儀(はかまぎのぎ)
男子が袴を着用し始める儀。武家では男子のみに行ったため、次第に男の子の行事とされるように。
●数え年7歳(満年齢6歳になる年): 帯解の儀(おびときのぎ)
女の子が付け紐の着物を卒業し、大人と同じ幅の広い帯を結び始める儀。こちらは女の子の行事。
女の子は、パッと華やかに。
遊山箱を送った友人から、思わず顔がほころぶような写真が送られてきたのは、
12月の頭のこと。
上質な阿波和紙を手貼りした、茜庵オリジナルの遊山箱。
パステルカラーの着物姿にも、きゅっと締め色のアクセントになってくれるから素敵です。
和装にも、洋装にも。
11月15日、3歳の息子には着物は断念。ちょっとだけオメカシをして、神社に向かいます。
サイズ感はこんな感じ。年明けに着物に挑戦しました。
ポーズがさっぱり決められないのは、男の子のご愛嬌。
今は彼の大事なおもちゃ入れとして、活躍中です。
優しくてあたたかな、日本の伝統。
今よりずっと昔のこと。
たくさんの子供たちが、大きくなることが難しかった時代がありました。
どの子もどうぞ、すくすくと大きく育ちますように。
「くださいな!」千歳飴まで しっかり頂いて、よかったね。
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