あかねごよみ

むりせず自分らしい
「和のある暮らし」をさがす旅。

桜 和菓子 掛け紙

《茜庵の掛け紙》恋の踊り

「季節の移ろいを感じ、五感でお菓子を愉しんでいただくきっかけになれば」と、
茜庵では、四季折々の掛け紙をご用意しています。

庵主 
詰め合わせの箱に添える 掛け紙の絵や筆文字は、
創業以来変わらず庵主の手しごと。

鳴門金時「里むすめ」の故郷、鳴門市里浦に伝わる「神踊り歌・恋の踊り」をモチーフに、淡い恋心を抱く少年と少女が、桜の下で落ち合う様子を描きました。

十一と 九つと
恋のことばの 約束で
花びら雪が 袖にふりつむ
(鳴門市・里浦 神踊り歌 恋の踊り)

桜 掛け紙
11歳の少年と、9歳の少女が淡い恋心を抱いていて、桜の花の下で逢おうと約束していたのであろう。
頬を寄せ合って語らっている。
人目をはばかるように見える。
二人の上に花びらが降りかかっています。
肩にも、袖にもその花が雪のように見えることよ。

春は出会いと別れの季節。
幼い少年少女の桜の木の下で寄り添う姿が、ご縁があった方々への感謝を伝える一助となれば幸いです。

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